仮想通貨のNexus Dubai (NXD)についてまとめ第9回・・・ちょっと長めです🤣🤣🤣
先日、プロジェクトトークンを絞るツイートがされたかと思ったら、その直後にツイートが全て削除され、運営委員会の発足が宣言されました。
複雑化した情報の整理及び、運営方針の明確化と安定化を目的としてNXDプロジェクト運営委員会を発足するとのことです。
NXDプロジェクトは、1年も経過していないまだまだ始まったばかりのプロジェクトですが、プロジェクトトークンとして、NXD、Lydia、DRCの3つが発表され、世界初の紙幣NFTのElectrum、不動産NFTのSEP、競馬ゲームのNexus Derbyと魅力的なプロジェクトも多数発表されました。
しかし、プロジェクトの進行速度が速く、確定前の情報が混じった状態でツイートされたり、テレグラムで発表されたりしたことから、応援しているユーザであっても、情報に追いつけない状況が発生しました。
そのため、ユーザからの質問にTJayしか回答ができない状況が発生し、本来TJayがやるべきプロジェクトの吟味、検討を行う時間が削られてしまっていました。
そして、運営委員会の発足が宣言されたツイートに記載されていた「公式情報を公開するWebサイトの準備」について、9/7にTwitter上で準備出来たことが発表されました。
今回の発表は、TJay1人に負荷が集中してしまっているこのような状況の改善を図るとともに、NXDプロジェクトの現状を正しく伝え、NXDプロジェクトに興味をもった初心者であっても、すんなりと入ってこれるようにという目的があるようです。
では、今回の再編でどのようになったのか整理したいと思います。
再編前と再編後のトークンの用途
9/7に新サイトが公開され、プロジェクトトークンがNXDTとDRCの2つにまとめられ、紙幣NFTであるElectrumを含めた合計3つに絞られることが発表されました。
この発表により、プロジェクトトークンの用途にどのような違いが出たのか用途別に表にまとめてみたいと思います。
用途 | NXDプロジェクト 再編前 | NXDプロジェクト 再編後 |
---|---|---|
Nexidius(SNS) | NXD | NXDT(BSC) |
Spray | NXD | NXDT(BSC) |
MMB決済 | NXD | 未発表 |
SEP販売 | Lydia | NXDT(BSC) |
SEPステーキング報酬のボーナス | Lydia | 未発表 |
Atlantis | NXD(BSC) | NXDT(BSC) |
Gas (Layer1構想のガス代) | 未発表 | NXDT(BSC) |
NexFi2.5/2.6(仮)のDeposit対象 | NXD(BSC) | NXDT(BSC) |
NexFi3.0(仮)以降のDeposit対象 | 未発表 | Electrum |
オフライン交換所決済 | 未発表 | Electrum |
Nexus Derby | DRC | DRC |
こうやって表にしてみると、NXDとLydiaの2つのプロジェクトトークンを利用していたもしくは、利用しようとしていたところがNXDTに置き換わり、シンプルになったことが分かります。
ただし、今回の発表に載っていなかった、MMB決済やSEPのステーキング報酬のボーナスなどがどのようになるのか気になるところではあります。
NXDT (NXD nexT)
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NXD最新情報まとめ(2022/9/2 21時時点)
仮想通貨のNexus Dubai (NXD)についてまとめ第8回です。色々と新しい情報が公開されたので記載したいと思います。(まだNexus Derby版作りきれてない・・・がんばろ・・・😅) 前回ま ...
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でNXD価格の暴落の原因について記載していましたが、今回の正式発表の中でもう少し裏事情が記載されていました。
「マーケットメイクを担当する部署を強化し大量の資金を投入して想定外の大量保有者の売却に対抗を続けましたが、価格を維持することは非常に困難な状況が続きました。」
とのことです。
今回、NXDからNXDTへ移行することが正式発表されましたが、その背景には、想定外に作ってしまった大量保有者の売却を吸収し続けるよりも、移行して仕切り直しをすることが、最適解であると判断されたようです。
尚、現時点でNXDTの情報として公開されているものは以下の3つとなります。
・発行枚数:5,000,000,000枚
・上場価格:0.01 USD
・ロックの有無:3ヶ月間ロック。
その後1ヶ月ごとに8.3%ずつロックを解除
NXDTのToken Allocationについては、発表されていません。
また、
の方で、
NXDTは2023年2月16日を予定しており、毎月ステーキング総量の8.3 %ロック解除になります。
と明記されていますが、こちらは急ピッチで用意されたH.P.であることから、レビュー漏れ&誤記の可能性があります。
Lydia
残念ながら、今回のNXDプロジェクトの再編で、お蔵入りとなったプロジェクトトークンになります。
お蔵入りとは言っても、Lydiaについては、NexFi2.0の報酬として発表され、一時期は、NexFi2.0上でNXDホルダーに配布されていました。
しかし、NexFi2.0終了後に発生するLydiaの売り圧の回避策が立たなかったことから、Lydiaで不動産NFTを購入するという形(※)でNexFi2.0の報酬はSEPへ切り替わりました。
※購入レートは、「12,000Lydia = 1SEP」で、Lydiaの枚数については、100の位で四捨五入されてから計算されています。
ちなみに、SEP購入時に発生した端数のLydiaについては、切り捨てという形で所有権が放棄されたため、NXDホルダーがLydiaを直接触る機会はなく、市場にも流通していません。
DRC
元々のプロジェクトトークンの名前は、RACE。
紛らわしい名称であったことから、DRC(Dubai Race Coin)に改名されたトークンです。
Nexus Derbyでの利用を目的に作成されており、その用途は今後も変わらないことが発表されています。
NexFi
NXDプロジェクトの再編の発表以外に、NexFi2.0終了後に関する発表も行われました。
NexFi2.0終了後から9/16までwithdrawすることは可能だが、withdrawせずに放置しておけば、NXDTに自動で切り替わり、再ステーキングがされるとのことです。
ここで言っている再ステーキングですが、
で話が上がっているNexFi2.6のことかと推察されます。
ただし、上記テレグラムの内容は、NXDプロジェクトの再編前にTJayがの内容なので、未確定情報です。
NexFiそれぞれにおけるステーキング対象及び、Airdropされる報酬について、現状は以下の通りです。
NexFiの名前 | ステーキング対象 | 報酬 | その他 |
---|---|---|---|
NexFi1.0 / NexFi1.1 | NXD (Polygon) | USDT (Polygon) | 5/2にNexFi1.0で不具合が発覚し、緊急で修正され、名称が1.1に変更されました。 |
NexFi1.5 | NXD (Polygon) | NXD (Polygon) | PolygonからBSCにチェーンの変更を行うということで、チェーン変更までの間の繋ぎのステーキングとして開催されたものです。 尚、仮想通貨市場の地合いが悪いということで、アンケートをとり、預け入れ分及び、報酬分について、NexFi2.0への自動継続が決定しました。 |
NexFi 2.0 | NXD (Polygon) | (BSC) ↓ SEP (BSC) | 現在開催中。 終了予定日:9/8 18時(JST) withdraw:特殊な事情により期限あり。9/16まで(※1) 当初報酬は、ドバイの不動産の配当を受けとれるNFTサービス(SEP)で利用可能な上場前のLydiaトークンでした。 しかし、Lydiaを配布すると、売り圧に繋がり、価格が下落する懸念があることから、12,000 L = 1SEP のレートでSEPに交換されることが決定しました。 ※ 12,000 L未満は切り捨て。 |
NexFi1.75 | NFT (Polygon) ※ANARCHYさん柄及び、Da Workersのみ | 未確定 | 開始日:9/9 期間:60日 1つのアドレスの最大預け入れ数は8つ。 Boostは効かない。 |
NexFi2.5(仮) (※2) | NXDT (BSC) | NexusDerby向け競走馬引換券 | 開始日:9/9 期間:60日 Deposit先は4つ。 ステーキング期間を通して、規定枚数をそれぞれのDepost先へ預け入れすることで、競走馬引換券が1枚もらえる。(※3) withdraw時にElectrumへレンディングされる予定 |
NexFi2.6(仮) (※2) | NXDT (BSC) | NexusDerby向け競走馬引換券 | 開始日:9/16 期間:60日 NexFi2.0でwithdrawしなかったNXD(Polygon)を対象に、自動的にNXDTへ 1:10のレートで交換されNXDT (BSC)が自動で預けられる。 預け入れたNXDTの枚数に応じて競走馬引換券がもらえる。(※4) withdraw時にElectrumへレンディングされる予定 |
※1 withdrawについては以下の2通りの方法が選択可能
尚、一部だけのwithdrawは不可能。
withdrawしない場合
自動的に NXD:NXDT = 1:10の割合で
NXDTへ切り替わり、NexFi 2.6に追加&ロックされる
withdrawしたら、NexFi2.6への参加は不可能。
withrdaw する場合
2度とNexFi2.6へ参加することが出来なくなる。
NXDTへの切り替えもされないため、
取引所で売買する必要あり。
※2 9/4のテレグラムでの発言の
です。これを見る限り、NexFi2.0の次は、NexFi2.5や、NexFi2.6であっていると思われますが、まだNexFi2.0の後に実施されるNexFiが2.5や2.6であることは発表されていません。
※3 Deposit先は、以下の4種類(NXDプロジェクト再編前に発表された情報のため、未確定)。
DEクラス用:1,000NXD毎にDEクラスガチャ用の競走馬引換券1枚
BCクラス用:1万NXD毎にBCクラスガチャ用の競走馬引換券1枚
Aクラス用 :30万NXD毎にAクラスガチャ用の競走馬引換券1枚
Sクラス用 :100万NXD毎にSクラスガチャ用の競走馬引換券1枚
例:)15,000 NXDTを持っていた場合
・DEクラス用に5,000NXDTを
BCクラス用に1万NXDTを預け入れると、
DEクラスガチャ用競走馬引換券を5枚、
BCクラスガチャ用競走馬引換券を1枚獲得
・DEクラス用に15,000NXDTを預けいれると、
DEクラスガチャ用競走馬引換券を15枚獲得
※4 情報源は、9/4のテレグラムでの発言の
です。こちらは、未確定情報となります。
SEP (Smart Estate Project)
9/8に発表された
にSEPについても情報が記載されていました。
NexFi2.0参加者に配られたSEPですが、
withdrawをするか否かで入手時期及び、SEPのステーキング時期が異なるようです。
・NexFi2.0終了後にNXDをwithdrawした場合
2023年1月以降に配布
・NexFi2.0終了後にNXDをwithdrawしなかった場合
2022年11月以降に配布
どう考えてもステーキングを継続するためにNXDをwithdrawしなかったNXDホルダーにメリットがあるように考えられています。
NexFi2.0に参加していたものとしては、嬉しい情報ですね。
今回の発表の下の方に、
SEPは2022年12月1日からデポジット開始、2023年1月運用開始
とあるので、SEPのステーキングについては、1月から運用が開始されるようです。
尚、
で発表されたプロジェクトトークンを絞るという発表及び、NXDTの用途にSEPとあることから、SEPのステーキング報酬がLydiaからNXDTに変更になる可能性が高いですが、現時点では未確定情報という状況です。
SEPのステーキングについて
以下が、整理した現時点でのSEPのステーキング内容となります。
対象 | SEP(不動産の配当権NFT) いつでもDeposit&Withdrawal可能。 時期などの制約は一切なし。 |
---|---|
ステーキング場所 | 未決定。 NexFiも検討中。 |
開始日 | Deposit開始が12/1を予定 運用開始は2023年1月を予定 |
報酬 | BUSD |
手数料 | DepositやWIthdrawalについては無料。 ガス代のみ必須。 |
価格 | |
配当 | 1 SEP = 5 BUSD |
ボーナス |
※1 Lydiaが無くなったため、再発表待ちです。
おそらくNXDTに変わるのではないかと思われます。
※2 配当後のLydiaは1年間ロックされ、月に10%ずつロックが解除されます。
報酬のBUSDについては、 今までのNexFi同様、秒単位で計算され、分配されます。
Boost NFT
で発表された最新情報のページ下部に、再始動に伴い、
Da Workers NFT、Da Workers Item NFT、ANARCHY NFT
が使用できなくなる旨が明記されていました。
直近ではNexFi1.75で利用出来る予定にはなっていたかなと思いますが、確定情報として、NexFi1.75について言及されていないため、不明な状況となります。
しかし、2023年1月以降に「BSC(Binance Smart Chain)に対応したNFTとの交換」または「プロジェクトトークン」で買い戻しを行うと明記されているため、急いで売却したりする必要もなく、安心して待っていて良いかと思います。
Atlantis
なかなか全容の見えてこないAtlantisについて、情報が公開されました。
2022年8月末には、Polygon部分のみで公開を検討している
との情報もありましたが、
今回のNXDプロジェクトの再編に関するページの下部に、
「2023年1月にはBSC(Binance Smart Chain)対応のNFTを売買できるマーケットプレイスである Atlantis を公開する予定です。」
と明記されていました。
Atlantisが公開されると、NexusDerbyの馬NFTの売買も行える予定なので、楽しみが増えますね。
今回は、NXDプロジェクト運営委員会の発足発表と、NXDプロジェクトの再編という大きな発表がされました。
色々と変わる部分もありますが、今回の再編で安定したプロジェクトに昇華されていくのであれば、NXDを応援してきた1ユーザとしては、嬉しい限りです。
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