仮想通貨のNexus Dubai (NXD)についてですが、情報がホワイトペーパーやホームページ、Youtubeのセミナー動画、Telegram、Twitterと多数の媒体に情報が散っているため、情報を追いきれていない方がいそうなので、少しずつ情報をまとめていきたいと思います。
尚、NXDプロジェクトについて、発表されたことがコロコロ変わっている印象のある方もいるかと思いますが、TwitterやTelegramでの発言は、公式な発表ではなく、開発を進めていくために意見を募集していたりする場合があるので、必ずしもそれが100%実現するものではないです。但し、内容が少しずつ変わることは、仮想通貨市場や投資市場全体も加味しつつ、NXDホルダーが損をすることが無いように、より良く改善されていくものなので、短期の目線で見ることなく、長期目線で見るように心がけると、気にならなくなります。
ホームページ&ホワイトペーパー
英語だからと忌避してる方がいそうですが、右下に言語選択部分があるので、日本語を選択して読みましょう。
ホワイトペーパーはコントラクトアドレスの左下にリンクがあります。
NXDでどんなプロジェクトが進められているか概要は、ホームページを確認するのが一番わかり易いです。
ホワイトペーパーは、英語で読みづらいかもしれませんが、Google翻訳など駆使しながら斜め読みでも良いので目を通しましょう。
NexFi
現在は、NexFi2.0が実施中です。NexFiは、NexFi1.0、NexFi1.1、NexFi1.5、NexFi1.75、NexFi2.0とバージョンのような名前がついていますが、これらはNexFiの名前であってバージョンではありません。※開発者のTJayがバージョンではないと明言しています。
NexFiそれぞれにおけるステーキング対象及び、Airdropされる報酬については以下の通りです。
NexFiの名前 | ステーキング対象 | 報酬 | その他 |
---|---|---|---|
NexFi1.0 / NexFi1.1 | NXD | USDT | 5/2にNexFi1.0で不具合が発覚し、急遽修正され、名称が変更されましたが、実質同じものです。 |
NexFi1.5 | NXD | NXD | PolygonからBSCに変更を行うということで、切り替えを行う間に、 |
NexFi 1.75 | NFT(Da Workersのみ) | NXD(おそらく。明言はされていない) | 星の数で数百から数千のNXDを保有しているのと同じステーキング効果のあるもの。開催日程は未定です。 |
NexFi 2.0 | NXD | Lydia | 現在開催中で、ドバイの不動産をNFTで購入できるサービスで利用可能な上場前のLydiaトークンがAirdropされます。 |
尚、NexFi2.0の次は、NXDをステーキングして、Nexus Derbyで利用可能なRaceがAirDropされるとの話があがっていますが、詳細は未定な状態です。
Nexus Derby
現在プロジェクト側にてテストを実施中。近いうちに、TJayサロンにて、ベータ版のテストが開始される予定。尚、馬の育成期間を経て、実際のレースが開催されるのは、2022年10月ごろだとか・・・
作成当初の構想として、馬NFTに寿命を設け、病死することもあるような話がありましたが、そちらについては没案になっています。
内容の詳細な整理はまた別の記事にて記載したいと思いますが、簡単に・・・
・$15,000で販売されるミスティックホースパックは、Aランクが確定で入っている。たまにSランクが出てくる。尚、入っているのは1頭のみ。1万パックほど販売予定。
・交配回数は上限がある。
・SSランクはSランク同士の馬の交配で出てくる。
・馬主は、4頭からなれ、500頭まで保持可能。
・ベータ版リリース後に、200USDTほどで引けるガチャが販売される
念の為Nexus Derbyの話題が上がっているYoutubeのリンクをいくつか掲載しておきます。
Electrum

NXDの価格の上下で一喜一憂するNXDホルダーが安心してホールドしていられるようにという思いから、Electrumという通貨NFTを考案し、1NXD=$5 保証出来るように準備を進めていましたが、Polygon Chainのメンテナンスの回数の多さや、事前通知なくメンテナンスに入ることで開発が進まなかったり、ネットワークが詰まることが多かったこと、今後進めていくNXDの決済サービスなどへの影響が懸念されたことから、Binance Smart Chainへの切り替えが検討され、Electrum構想は一旦Pendding状態になっています。
Lydia

Binance Smart Chainへの切り替え検討や、LUNAのハッキング騒動などから学んだ結果、NXDは当初の想定通りDeFiとして、Polygon Chainにおけるコントラクト上のオーナー権利を放棄し、CeFiとして新通貨を発行し、現実のサービスと紐づけてステーブル状態を作り上げることで、運営だけでなく、ユーザも守ることができると考え、作成された新通貨です。
LydiaをNexFiでAirDropして上場後にロックが解除されても、売り圧の回避する方法がないと、暴落の可能性が高いため、売り圧を減らす対策として、不動産NFTのサービス開始などを想定していました。Lydiaについては、当初、NexFi2.0の開催中に上場させた上で、Lydiaをロックし、毎月10%ずつロックが解除され、引き出せるようにすることが検討されていましたが、不動産NFTのサービス開始に向けて進捗があがってきたことから、ステーキング終了時にLydiaを100%ロック解除すると共に、不動産NFTをLydiaで購入できるようにする形に変更となりました。
但し、不動産NFTの第1弾の販売予定口数を達成しないとLydiaの上場を行わない形になったので、ロックが解除されてもAirdropされたLydiaをすぐに売買することは出来ない状況となります。
Real Estate Income NFT(REI)
Smart Estate Project(SEP)
ドバイにある不動産を担保とし、価値の裏付けとなる不動産の配当権NFTを販売するサービスです。
不動産NFTを保有することで、実際の不動産価値の上昇に応じたNFTの価値上昇や、宿泊施設や割引などの特典を受けることができます。
TJayが発表していた簡単な概要は・・・
- 実在する不動産を担保に配当権NFTを発行する
- 10万Lydiaから年利6%(USDT)の配当権NFTの購入が可能(インカムゲイン)
- 第1弾ショッピングモールのMintは10万口(10万口販売達成で上場)
- 10万Lydia=1,000ドル
- 10万Lydiaで買った場合は10万Lydiaで売れる(キャピタルゲインになる)
- NFTホルダーは配当権NFTを分割して販売できる。(Lydiaの価格が上がった時のため)
- 配当は毎月配当する
です。
また、現時点での案ですが、不動産NFTについては、1,000Lydiaから購入できるようにし、1,000Lydia以下は、切り捨てるとの話も上がっています。
※2022/8/17 プロジェクトの名称が変更になりました。
NXD決済サービス
7/1にISHIYA ドバイモール店にて、Nexus Nation Bank(NNB)を使ったNXD決済サービスが開始されています。
これは、まだ展開する前のテスト段階ではありますが、1NXD=$1として決済することができます。
尚、間違えやすいことですが、このNXD決済サービスは、Sprayとは異なります。
なみに、Sprayは、リスケ状態で、まだサービスインの日程は未定です。
世界初のNXD決済。
ISHIYA Dubai Mall店にて#ishiya #nxd #dubaimall pic.twitter.com/P0C6Xxwx4I— Tatsuya Takizawa(TJay) (@tjaydubai) July 1, 2022
まだまだ整理すべき情報は沢山ありますが、一旦ここまで。
なる早で次の記事書きたいと思います。
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